Blanc Bunny Bandit(吉廻千代(高橋未奈美)) 追憶のアリア 歌詞
歌:Blanc Bunny Bandit(吉廻千代(高橋未奈美))
作詞:辻林美穂
作曲:辻林美穂
発売:2023-02-16 13:31:33
研ぎ澄まされた夜が 眩しい
この景色は 誰かの涙で出来てるの?
濁ってしまえばいい と願った
あの水面さえ 今じゃ…
空っぽだって 嘆くには勿体ないな
飼い慣らした記憶は ここにある
途切れそうな今と過去(きのう)
まだ 綻びながら 繋がっている
私は いつも眺めるだけ
それじゃ 何も変わらないから
暗闇を駆け抜けて
透明な未来(あした)を見に行こう
操り糸が切れる頃
始まりの幕はあく
物憂げな瞳(め)は どこか儚い
その言葉が 私の扉を閉ざしても
愛し続ければいい と悟った
この体には 今も…
「窮屈だって悩んでたあの頃が麗しい」と
いつか思えるなら
崩れそうな今と過去(きのう)
ただ 色褪せながら 溶け合っている
鏡の中の私なんて
籠の鳥と変わらないから
疑いを脱ぎ捨てて
聡明な鎖を身に纏う
絡繰りが ほら 解けぬよう
風に 髪を委ねた
美しいその場所へ
降り立てると信じていたけど
思い通りには 飛べなくて
引き寄せてくれたのは
私が断ち切ろうとした糸
覚束ないこの手で もう離さないよ
途切れそうな今と過去(きのう)
まだ 綻びながら 繋がっている
時の穢れを祓うように
柔らかく 紡いでゆくよ
暗闇を駆け抜けて
透明な未来(あした)を見に行こう
果てない夢が醒める頃
始まりの幕はあく