“日本ポップス界史上最高のスター”江利チエミの珠玉の録音・約200曲を集大成した豪華愛蔵版全集が、<洋楽編>と<邦楽編>の2セットに分けて、生誕75周年・没後30周年・レコードデビュー60周年記念企画として遂に発売です。<br>江利チエミ(1937.1.11-1982.2.13)は、1952年1月23日「テネシー・ワルツ/カモナマイハウス(CL-101)」でキングレコードからデビューしました。ときに15歳。以来30年間にわたって、ラテン、ポップス、ジャズから演歌、民謡に至るまで幅広いジャンルに天才的な歌声を披露。なつかしき昭和の時代、あるときは明るい元気をくれ、あるときはしんみりと心をいやしてくれた、類まれな歌姫としていまもわたしたちの心に生き続けています。<br>いっぽうで、歌手としてばかりでなく、美空ひばり・雪村いずみとともに“三人娘”と呼ばれ、映画、ミュージカル、舞台、テレビでも活躍した大スター=エンターティナーでもありました。<br>1982年に45歳で“悲劇”の死を遂げ、波乱の生涯を終えることになる江利チエミ。東京キューバンボーイズやシャープ&フラッツなどラテン、ジャズ系ビッグバンドとの共演、アメリカン・ポップスのカヴァーやミュージカルから、さらには一転して歌謡曲、民謡・俗歌、主演映画主題歌まで、和洋混合の枠を超えて国際的に活躍した江利チエミこそ“日本ポップス界史上最高のスター”と呼んでも過言ではありません。<br>◆全曲最新24ビットのデジタル・リマスタリングにより最高音質に改善。<br>◆ブックレットは永久保存版としての価値をもつよう、録音データ、バイオグラフィー、ディスコグラフィーを記載。貴重な写真も多数掲載します。