常に精力的に作品制作をし続け、コンスタントにリリースをしているsuzumoku。 わき上がる感情を力強くバンドスタイルで披露した「蛹- サナギ-」(3 月11 日リリース) は、その真っ直ぐで伸びやかな歌声が聴く人一人ひとりの心に刺さり、イベント等で演奏されるたびに会場中をステージに釘付けにしている。 昨年の夏リリースされた「Ni」は初エレキの弾語り作品であり、やさしいイメージだったが、今作「80/20 -bronze-」は一変してヴォーカルとフォークギター一本の一発録音による心に突き刺さる楽曲が揃った作品となっている。 レコーディング作業と平行して行っていた全47 都道府県生声弾き語り全国50 公演ツアーでは「suzumoku はやはり弾き語り良い!」 というファンの声が多く聞かれていたことからも今作はファンが待ち望んだアコギ弾き語りアルバムといえるだろう。 アルバムタイトル中の「80/20」は、アコースティックギターの弦に使用されている銅とスズの配合比から取られており、「-bronze-」は「ブロンズ」と読む。 前作を踏襲した25cm×25cm レコジャケ風ジャケットに、新曲3 曲+過去曲9 曲の全12 曲入りCD と「蛹- サナギ-」「プラグ」「コワイクライ」ミュージックビデオ収録のDVD が封入される。 日々成長を続けているsuzumoku。 最近バンドスタイルのライブなどで見せている、彼の勇ましい部分がソロスタイルでも見えるようになり、一体どこまで成長するのかも注目だ。