『天使の休息』『MAYBE』『ALIVE』etc……。ヒットチューンやライブでの人気曲が、今の久松史奈スタイルで装いも新たになって再登場。トラックやボーカルの再録音などリメイク曲を中心に構成された、もはやオリジナルを超えた第二のオリジナルと呼びたいほどの"ベストアルバム"がついに完成した。1994年、1996年に続き、16年ぶりにリリースされることになった大人気シリーズの第3弾。
音楽的な転換期に発表されてきたリメイク・ベストアルバム『MAX』シリーズ。過去2タイトルは、打ち込みのサウンドを生の音に替えて録り直した1994年の『MAX』、サウンドの質感をブリティッシュテイストにリミックスした1996年の『MAXII』となっていたが、16年ぶりのリリースとなる今作は"ライブ&ボーカル"がコンセプト。活動の大きな柱であるライブで変化してきた久松史奈の"今"を、リアルに捉えた作品となっている。 したがって全12曲はいずれもライブでの人気曲。なかでも特筆すべきはオケもボーカルもすべてを再録音した初期の代表曲『LADY BLUE』『OH MY GOD!』『ALIVE』『天使の休息』『微笑みながら』『MAYBE』。この6曲はテンポはもちろん、ライブでのアレンジを大切に、ギターには朋友・西川進を起用。また『KISS』『LOVE&PEACE』『ROCKIN' DRIVE』の3曲は新たなアプローチでボーカルのみを再録音し、そして文字通り今の久松史奈という意味で、最新アルバム『ENTRANCE』から『EXCUSE』『NARROW SKY』『OPEN YOUR MAP』の3曲が再収録されることとなった。 本人曰く「今までの久松と今の久松のサンプルみたいなアルバム」という『MAXIII』。"2012年"バージョンの久松ソングが集結した最強の1枚だ。