4人体制となり新たな結束とエネルギーをまとったのあのわが満を持して2年半ぶりのフルアルバムをリリース! チェロを中心としたサウンドアレンジがアイコンであったのあのわは今、バンドの本性へと回帰するような変化を遂げている。 イントロからドラムタムの野性的なビートでスタートする「バラ色のダンス」(大阪・海遊館2012春TV-CMソング)をはじめ、グランドピアノとラフなパーカッションでエンディングまで走りきる曲など、これまでののあのわが得意とする極上POPに加え、筋肉質で生々しいバンドサウンドを感じることの出来るアルバムになっている。 ルーツである欧米のインディロックの手触りが、のあのわらしいサウンドアプローチによって絶妙に消化され、洋楽アルバムのような洗練を感じながらYukkoのボーカルを心地よく聴くことの出来る秀逸な作品と言える。