今後の活動に関して沈黙を貫いていたDragon Ashが再び走り始めることを発表した。
2012年4月、オリジナルメンバーであるIKUZONE(Ba)の突然の訃報に際し、その時点で既に決定していた、ベスト盤のリリース、フェスへの出演、そしてIKUZONEのラストレコーディングとなったシングル「Run to The Sun/Walk with Dreams」のリリースに関しては、故人への想いも込めて予定どおり敢行されたものの、それ以降の全ての活動が白紙の状況であることはメンバーがインタビューなどでも公言していたとおりで、バンドはある種、危機的といっても過言ではない状況が続いていた。
この間、メンバー、スタッフ間では幾度となく真剣なミーティングが重ねられていたという。 そして今回、Dragon Ashは新たな一歩を踏み出すことを発表した。
バンドは、現在の6人で始動する。ベーシストに関しては、レコーディングではKj、ライブではサポートメンバーとしてKenKen(RIZE)が担当する。
この6人のメンバーでバンドは、年初からレコーディングを開始。そしてこの布陣での初音源となるシングル曲「Here I Am」が完成した。
「Here I Am」は“鮮烈な意思"をもっていま新たに鳴らす、バンドみずからの“存在証明"を示す曲であり、“決意表明"の曲である。
「鮮烈な意思で存在証明 振り絞る声 焼け付く胸もそのままに 全身揺さぶり感情表現 高まる方へ この歌が君にも聴こえるように」
(from 「Here I Am」)