アルバム2枚を同時にリリースした2005年1月15日から、9年ぶりとなる2014年1月15日に、ニューアルバム「光のなかに立っていてね」と、ライブリミックスアルバム「BEACH」を2枚同時にリリース。壮絶な紆余曲折を経て完成した今作品を、先入観を排除してまっさらな状態で聴いていただきたい。銀杏BOYZのアルバムリリースまでの9年間、その道のりを音源からまず感じとって欲しい。
アルバムの写真は川島小鳥、イラストは箕浦建太郎、デザインは坂脇慶、ディレクションを峯田和伸が担当。
ぶつかり合いながらも自分たちの音を追求するメンバーの執念が緊張感の漂う阿鼻叫喚とした現場の空気を作り、かと思えば、感情をこめて峯田が歌入れを終えたあとの、ひとつの楽曲が形になった瞬間に体験できる達成感はこのうえない快楽をメンバーにあたえる。アルバム制作の途中、混沌の渦を彷徨った結果、ギターのチン中村、ベースの安孫子が脱退。
4人の普通の男たちが繰り広げた戦いの記録として、この2枚の作品が、少しでも多くの方に届いていくことを心の底から願っている。
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