結成以来一貫してをモットーに、普遍的な音楽を奏で続けているD.W.ニコルズ。2014年の『スマイル』から始まったスマイルシリーズの4作目。バンジョーの音色から爽快にスタートするこの作品は、毎日の中にぽっぽっと咲く色々な表情の“スマイル”に溢れ、ときにはユーモアで単純な笑いも誘う。メンバーチェンジはバンドに新しい風を吹き込み、わたなべの書く曲、歌、バンドが奏でる音はとても瑞々しい。いつもと何も変わらないのに、明らかに何かが全然違う。忙しい毎日の中、ついつい見逃してしまいがちな、とてもとても大切なこと。幸せのかけら。D.W.ニコルズの音楽は、それに気づかせてくれる。