2016年に発表したシングル「生きたい」で、「人間」「光」に続き、峯田は自らを断罪し、世に咆哮を捧げ、銀杏BOYZとしてロックの光と影の三部作を完結させた。それから一年が経ち、恋とロックを軸とした新たなる三部作を7月から三ヶ月連続で発表していく。第一弾シングル「エンジェルベイビー」(7/26発売)では、ストレートであり、ど真ん中な銀杏BOYZらしいポップな一面をみせ、第二弾シングル「骨」(8/30発売)では前作とは異なる銀杏BOYZの甘く淡い一面がふんだんに詰まった作品となり、そして今作「恋は永遠」では、懐かしさを感じさせるグループ・サウンズの雰囲気もありながら、銀杏BOYZらしいあたたかいノイズにつつまれた新しい音の感触を味わってもらいたい。
M2「二十九、三十」は、クリープハイプのカバー曲であり、今年の6月に彼らのツアーで共演した際にこの楽曲カバーを披露したことがきっかけとなり、今作に収録する流れとなった。オリジナルとは違った印象を与えているのは、ヒップホップのビートを感じさせるような跳ねるドラムと、それをバックに歌う峯田の歌声がとても映えた仕上がりになっている。