2012年に大藪春彦賞を受賞し、本屋大賞にもノミネートされたの『ユリゴコロ』が映画化。映像化不可能と言われていたこの小説を、『君に届け』『心が叫びたがってるんだ』の熊澤尚人監督がメガホンを取った作品。生まれながらに“人間の死”を心のよりどころとしてきた女性・美紗子(吉高由里子)が、殺人という行為から逃れられない中で愛を知り、苦悩するさまを描き、過去編と現代編と2パートが混在するサスペンスストーリー。その主題歌として書き下ろされた「ミチシルベ」は、映画の世界観をなぞる切ないストーリーが紡がれた歌詞、総勢22名の壮大なスケールを演出するストリングスと、悲しくもどこかあたたかさを感じさせるグランドピアノの旋律に、多面的な表情を見せるハイトーンで伸びやかなRihwaの歌声が響くバラードナンバー。5周年を迎えたRihwaが魅せる新たな側面に、Rihwa第二章のスタートを感じさせる作品。