≪稀代のソングライターが贈る8篇のラブ・ストーリー≫。過去に配信リリースされた4曲に加え、新たに書き下ろされた4曲で構成。00年代以降、ザ・コヨーテ・バンドとともに、優れたバンド・サウンドによるアルバムを連発している佐野元春だが、本作『或る秋の日』は、シンガー・ソングライター色の強い、ソロ・アルバムを思わせるような作品になっている。人生の秋を生きる男女の心情が詩情豊かに描かれた8篇のラブ・ストーリー。深い洞察に導かれた、味わい深く高潔な楽曲が並ぶ。2020年にデビュー40周年を迎える佐野元春の最新作。どこを切っても甘くほろ苦いポップ。佐野元春にしか描けない世界がここにある。