加山雄三 風の兄弟 歌詞
歌:加山雄三
作詞:谷村新司
作曲:弾厚作
発売:2010-06-03 12:47:52
少年の汗光らせたまま 儚(はかな)き恋を運びゆく風
乙女の肌に触れる夢さえ 見れない程に遠く
涙の跡を消してゆくもの それもまぎれない風だけど
口唇に青 心に嵐 青嵐の樹は風に舞う
今なつかしく 心に熱く よみがえる日々は 風の彼方
旅の支度に明け暮れていた 洗いざらしの心はいつか
旅の重さに少し汚れて 引き返せない道の途中
白さも混じる短い髪を乱して過ぎるそれは風
口唇に歌 心に祈り 白秋の樹は風に散る
今なつかしく 心に熱く よみがえる日々は 風の彼方
父が愛した遥かな旅を辿る背中に一塵の風
口唇に詩 心には愛 玄冬(げんとう)の樹は風を知る
草木をゆらし季節を渡る人の命は風の兄弟