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さだまさし 十七歳の町 歌詞

歌:さだまさし

作詞:さだまさし

作曲:さだまさし

発売:2010-06-01 05:23:14

エレベーターの中で 2年と8ヶ月振りに
あれ程愛した 君と昨日出会って
どぎまぎするだけの 自分が不甲斐なかった

それで今日海辺の この町にふと会いたくなった
海へと向って 岬が伸びていて
ゆるやかな傾斜の 坂道が懐かしかった

小さな露地がふたつ 重なる川端の広場
不思議な占い師がいて 僕らを呼び止めたね

二人はこれからきっと 倖せになりますよって
残念乍ら 予言ははずれたけど
十七歳までを 君が過ごした この町

エレベーターの中へ 誰かに手を引かれて
現われた君は 純白の花嫁衣裳
どぎまぎするだけの 僕にすぐに気付いたね

どんな顔をすればいい 時間を止めた僕に
君はおだやかに 笑ってくれたよね
岬に咲く花を みつめた時みたいにね

君を愛したことや 君に愛されたことが
いい加減じゃなかったねって
なんだか嬉しかった

それから君はその手の 白いレースの手袋
はずして僕に 手を差し出したよね
君の手はやっぱり とても暖かだった


同名の曲が1曲収録されています。

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