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さだまさし 山ざくらのうた 歌詞

歌:さだまさし

作詞:さだまさし

作曲:さだまさし

発売:2010-06-09 10:27:21

かあさんが好きだった 山ざくらの花は
今年も里より少し遅れて きれいに咲きました
新しいランドセル 小川に写ります
ねこやなぎの芽がふくらんで 春は静かに咲きました
たらの芽を摘み乍ら あなたに手を引かれ
歩いた山の深みどりは 今もかわらない
草笛はなつかしい故里の唄

夏休み 水遊び 牛がえるの声は
泥まみれで帰った時 かあさんの困った顔
盆踊り 新しいかすりの浴衣着て
転んだ膝小僧に あなたの赤チンキの匂いがした
麦わら帽 カブト虫 夕立ち 拾った仔犬
しかられて泣き乍らみつめた 赤い夕焼け
遠花火消ゆるあたりは母の里

稲刈り 栗 柿にカラス瓜
やきいも りんどう そして紅葉
あの子の吐く息 白い霜 やがて雪
あたたかな あたたかな あなたのような
膝のぬくもりが私にも もてるでしょうか
ささやかなしあわせ くるでしょうか

かあさんの好きだった 山ざくらの花は
今年も里より少し遅れて きれいに咲きました


同名の曲が1曲収録されています。

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