歌:三門忠司
作詞:渋谷郁男
作曲:村沢良介
発売:2009-09-07 14:27:34
酒も呑めなきゃ 女も抱けぬ
そんなど阿呆は 死になされ
この世は呑ン兵衛が 引き受けた
あの世はあんたに まかえたぜ
音尾浮名の エー 春団治
「わいは女が好きや、ほんまに好きやー、
世間の奴らはわいのこと女たらしとか後家殺しとか云うけど阿呆ぬかせ
女もこしらえんと金ばっかりためる奴は一人前の芸人とは云わんわい
うまいもん喰うて飲みたいもん飲んで女が惚れて来たらこっちも惚れたる
これがほんまの芸人や・・・何やて税金払わんよって差押へに来たか
ああ何ぼでも押さへてや
けど云うとくでそこらの品物にぎょうさん紙はっても無駄なこっちゃ
はるんやったらなわいの口に一枚はった方がねうち有るで
わいはなァこの春団治はなァ口が身上や」
人情小咄 お色気ばなし
口も八丁 手も八丁
女房を捨てても 捨て切れぬ
八方破れの 寄席太鼓
いのち捨身の エー 春団治
「どいつもこいつもわいの心のわかる奴は一人も居らへん
女房まであいそつかして出て行きくさった えーわい
春団治のねうちのわからん様な女房なんかいらんわい
わいは高座に命を賭けてるんや
女房が何じゃい子供がどないしちゅんじゃい
わいの女房は落語じゃい」
拗ねてせばめた 浪花の空に
何んで丸ァるい 月が出る
ほろ酔い機嫌の 屋台酒
よろけてひと足 また三足
ホロリ涙の エー 春団治