都はるみ 夢が本当になる舟 歌詞
歌:都はるみ
作詞:きたやまおさむ
作曲:筒美京平
発売:2013-10-24 18:04:24
六月六日 私は六歳 バレエと日本舞踊のお稽古
あんたは学校なんか行かんでもええでと母に言われ
市電にのり ひばりさんの歌を口ずさみながら
先生のところへ毎日毎日通いました
娘は揺られて夢の中
晴れの舞台に立つことが夢で
夢が本当になる舟に乗り
揺られて揺れて花になる
揺られて揺れて花になる
待ちに待った京都を出発する日が来ました
歌のコンクールに出場することが決まったのです
十五歳の時の京都発、東京行きの夜行列車に揺られ
母の配慮で私は一等車大きな希望を抱いて眠りました
娘は揺られて夢の中
晴れの舞台に立つことが夢で
夢が本当になる舟に乗り
揺られて揺れて花になる
揺られて揺れて花になる
何十年も経ちました。街から街へ、ステージからステージへ
まるで飛ぶように走る車の中、寂しくて私は尋ねるのです
お母さんどうしたらええの?
そしたら答えは次の朝生まれているんです
娘は揺られて夢の中
晴れの舞台に立つことが夢で
夢が本当になる舟に乗り
揺られて揺れて花になる
揺られて揺れて花になる