大月みやこ ひゅるひゅる橋 歌詞
歌:大月みやこ
作詞:杉紀彦
作曲:徳久広司
発売:2010-10-02 10:05:59
ああ寒む えらい風が出て来たみたいですな
ずうーっと昔のずっとずっと昔の話やそうですねんけど
道頓堀川にかかる三つの橋を誰にも逢わんと渡ることが出来たら
願いが叶のうてしあわせになれるそんな話が信じられてたそうです
「橋めぐり」ゆうて
今の水かけ不動さんがこれ程有名になる
もっと ずっとずっと昔の話やそうですねん
何人も何人もの女達が橋めぐりして
いったい どんな女達がしあわせになれたんですやろか
せやけど 女ってゆうもんは
こんな風の吹いてる夜更けには
「橋めぐり」したいと思うもんで
こうゆうてしゃべってる 私かて
今夜あたり
「橋めぐり」してみよかなと 思てますねん
誰(だれ)にも見られず三つの橋を
渡れば願いが叶(かな)います
先が読めない女の恋の
先を読みたいやるせなさ
ひゅるひゅると 風にまかれて
人目しのんで橋めぐり
戎橋(えびすばし)から相生(あいおい)橋へ
ひゅるひゅると ひゅるひゅると 道頓堀橋
生きるか死ぬかを占うように
橋からのぞけば暗い川
ひとり淋しい女の人生
思いこがれる人恋し
ひゅるひゅると 風を背中に
願い切なく橋めぐり
日本橋から大黒橋へ
ひゅるひゅると ひゅるひゅると 道頓堀橋
ひゅるひゅると 風にまかれて
人目しのんで橋めぐり
戎橋から相生橋へ
ひゅるひゅると ひゅるひゅると 道頓堀橋