島倉千代子 浅草メロドラマ 歌詞
歌:島倉千代子
作詞:吉田旺
作曲:浜圭介
発売:2005-10-13 04:18:23
とめる母の手 振り切って
彼の下駄ばきアパートへ
泣いてころがり込んだのは
ほおずき市の夜だった
風も通らぬ四畳半 恐いもの無かったよ
今に想えば十八歳(じゅうはち)の
あれは浅草メロドラマ
着のみ着のまま 貧しさに
笑うことさえ 忘れはて
ふたり死のうとしたけれど
ひとり私は残された
暗くよどんだ隅田川 涙さえ出なかった
めぐりあわせかあの晩も ほおずき市が近かった
そして季節は 又めぐり
ほおずき市の浅草で
つくり笑顔に口紅をさし
今日も私は生きている
帰りたいけど両親はふるさとの石の下
イヤだごめんネ ついぐちに外は祭りの人の波
イヤだごめんネ ついぐちに外は祭りの人の波