Char 左胸の砂丘 歌詞
歌:Char
作詞:Char
作曲:Char
発売:2009-08-01 10:29:34
冬の夕映えは心より正直さ
並んだ俺たちの影にほら無意識の
距離ができてる
君は別れの気配を
そっとコートの襟で隠したね
「寒いね・・・」と
赤のシグナルで立ち止まるそのたびに
言葉は夕闇にただ銀の息になる
背中合わせに空っぽの眼差しが
話したがって最後の幕を引かせないのさ
嘘を責めるように君が
愛してる?と訊いた
哀しい生き物だね
人の心ってやつは・・・
自分以上に
誰も愛せないよ
Sigh・・・
凍えてる二つの月が
眠る
冬の砂丘さ
斜面で少年が叩いてるタイプライター
孤独な四文字が打つたびに消えてゆく
「淋しくなるかな・・・」と
ぽつり 君がつぶやく
映画でも観ないか・・・と誘いに首を振って
「ごめん・・・」と差し出した右手を握り返すと
冷たい月があった・・・
掌に部屋の合鍵さ