宮城まり子 かまくら 歌詞

宮城まり子の「かまくら」歌詞ページ。「かまくら」は、作詞:かまくら、作曲:かまくら。

かまくら 歌詞

歌:宮城まり子

作詞:岩谷時子

作曲:宮城秀雄

発売:2013-02-22 12:20:20

「私が町を歩いてると、小っちゃな子どもたちから
"まりちゃん"ってよく声をかけられます。
私は"ハーイ"って返事をします。とっても嬉しいんです。
こんな小っちゃなお友達が、私のことをお友達だと思って
くれているなんて。何て素晴らしく有難いことでしょう。
大人になっても、子どものときの、あの清らかな心を、
いつまでも忘れずにいたい、と思います。
あの雪のような、真っ白な、けがれのない美しい心を…」

かまくらの かまくらの
なかにともした ろうそくの
雪にちぢんだ うすあかり
あっちのかまくら 一郎のかまくら
こっちのかまくら まり子のかまくら
北国の 子供の祭りの かまくらは
ほろほろ雪の 降る晩に
狐のように 灯をともす

おらぁの大きな かまくらは
ゆんべお父と お兄ちゃんが
こさえてくれた かまくらだ
しんとしずんだ 夜風の中で
ろうそくの火が 光っているよ
お星様みたいに 光っているよ

三年前は 母ちゃんが
もちやせんべいを かまくらに
たくさん入れて くれたのに
おらの母ちゃん お星様になった

「母ちゃん、降りて来い。お空の雲の上から
おらのところにおりて来い。おらのかまくらはナァ、
夕ベお父と兄ちゃんが作ってくれたかまくらで、
それはそれはでっかいかまくらだぞォ。
母ちゃん来ても、すぐわかるように、
おら、赤い椿の花を飾ったから、すぐわからァ。
おらが、あンまし、こうもでっかくなったもンで、
母ちゃん、ぶったまげるべなァ。降りて来い。
お空から、おらのところへ、降りて来い。」

あっちのかまくら 一郎のかまくら
こっちのかまくら まり子のかまくら
ろうそくの光よ おらたちが寝たあとは
お星さまになって 飛んでゆけ
母ちゃんのいる あの空へ

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