宮城まり子 ボロちゃん物語 歌詞
歌:宮城まり子
作詞:岩谷時子
作曲:松井八郎
発売:2013-02-22 12:20:40
家の横丁で 間借りをしてた
サラリーマンの ゴロウさんが
わたしヘ カタミに置いていた
かわいい子犬の 名前はボロちゃん
ボロちゃん ボロちゃん
おまえもゴロウさんが恋しいか
散歩のあとに ついて来て
いっしょに見上げる 貸間札
おまえも もとは捨て犬で
ゴロウさんに 原っぱで拾われたのよ
ゴロウさんは やさしい人だった
ゴロウさんは やさしい人だった
ボロちゃん ボロちゃん
わたしは ゴロウさんが懐かしい
毎朝 駅の牛乳を
ゴクンゴクン飲んでいた 若い首
わたしの気持ちも 知らないで
ゴロウさんは どこかへ越してしまった
ゴロウさんは 強そうな人だった
ゴロウさんは 強そうな人だった
ボロちゃん ボロちゃん
ポストの郵便を 取っておいで
あの字は 必ず ゴロウさんだよ
ワンワン駆け足 ソラ急げ
おまえもはがきが読めるのかい
何て書いてあるか 当ててごらんよ
ゴロウさんが お嫁さん貰っちゃった
ゴロウさんが お嫁さん貰っちゃった
暗い夜道は 淋しいね
貸間に 灯りがついている
ボロちゃん おまえも淋しかろ
ふたり仲良く お月さまと話そうね
ボロちゃん ボロちゃん