歌:藤井フミヤ
作詞:常田真太郎
作曲:佐橋佳幸
発売:2008-10-06 09:44:44
思い描き続けてた僕らの青い色をした地図は 目印だけを
書いてそのままで
目的地までの道を何度も想像して そこから先は何も書き
込まなかった
自分宛に届いた キレイな文字の絵葉書 見つめると優
しい風がほら
時計の針を戻してく
そういえば忘れていた あの日から数えて 一万日 経った
日にまた逢おうと
君と交わした 約束
そういや 思い思いに夢を語りあってたんだっけ 話してたと
おりにはなったのかな
僕はといえば相も変わらず東京にぶら下がり 少し色の薄
くなった夢をみてる
風がページをめくるように 想い出が押し寄せる 気付けば
懐かしいあの笑顔
こっちにおいでと 手を振ってる
ずっと隣を歩いていた 朝も帰りも一緒で このまま同じ横
顔を見て
死ぬのもいいなと 思ってた
どうして つないだ手を離した時そのままにしたんだろう 震
える体をただ見つめてた
君がこぼした涙を受け止めることが僕の 役目なんだと小
さく誓ってたのに
思い描き続けてた僕らの青い色をした地図は 目印だけを
書いてそのままで
目的地までの道を何度も想像して それより先は誰もわか
らないけれど
いつか僕らが知らないこの世界のどこかで 描いてた地図
がそっと輝きだして
彩るように並んだ一万本の花たちが 柔らかな光に照らさ
れ揺れている
君の歩く道も照らされますように