Lyricjp.com

橘いずみ ゼッケン5 歌詞

歌:橘いずみ

作詞:橘いずみ

作曲:橘いずみ

発売:2008-11-04 06:36:21

白髪が増えたとぼやく男は
自慢してるみたいに照れて
ガタゴトうるさい機械に油を
ビールつぐように飲ませてる
3度目の結婚で生まれた子供は50も年が離れ
ヤニで汚れた歯を食いしばり
朝から晩までねじりはち巻き
男の寝言が外まで聞こえる
私の寝言も外まで聞こえる

学校飛び出し迷った少年
勤めをさっさと辞めてしまって
行ったり来たりの往復ビンタで
自分の頬を叩いてばかり
何とか暮らしを変えてみたくて
声をかけられたら話しこむ
空き缶ガラクタひしめく通り
風に吹かれてスカンピン
少年の瞳 ビー玉に似てる
私の瞳 ビー玉に似てる

最終バスに遅れた女は
2キロの距離を歩いて帰る
スパンコールの夜景の果てに
電話をかける相手もいない
カオリにカズミにヤスコにサユリ
学校出てから音信不通
パックに入ったご飯をチンして
ベッドの上で食べてる
女は今夜も虫歯が痛くて
私も今夜は虫歯が痛くて

真夏が来るとはるばる明石に
ばあちゃんの顔を見に出かけたよ
古いマンション 5階の部屋には
日差しがないのに蒸し暑い
いつでも長生きしてると楽しみもある
(いつでもこうして会えたらいいね)
一緒の布団で抱かれて寝たよ
狭い窓から星が見えた
ばあちゃん あの日ニコニコ笑った
私もあの日 ニコニコ笑った

未来の私はどんな姿で
どんな人生送っているか
踏み台に乗り 少しの背のびで
自分の未来が見えたらいいのに

同名の曲が1曲収録されています。

橘いずみ人気歌詞

ゼッケン5の収録CD,楽譜,DVD