歌:KAN
作詞:KAN
作曲:KAN
発売:2008-10-30 07:53:16
最初に言っておくがこの歌詞に政治的な主張などはない
ただ最近の若い人達に軽く影響されたメロのないロック
日常生活の経験キッカケに自らの考えを歌詞の中に盛り込む
それ自体は誰でもやる普通の方法論
そうだ私はある意味で極めて普通の人間だ
そんな普通の私がこの曲を作るキッカケとなった出来事を
お話ししてもいいですか お時間5、6分いいですか
それはこんなような声から姑まった 「げ」
Sunday Morning 環状8号線 羽田に妻を迎えに行く
立体交差を下りた先 なにやら突然現れた それは
RED FLAG 揺れる赤い旗 大きく朝陽を遮った
あれはなんだ! 初めて見た! 道路に飛び出るポリスマン
RED FLAG 思えばちょっとだけ 速度が超過してたのかも
それはそうと あれはなんだ! “止まれ”と書かれた赤い旗
RED FLAG
白菜漬けのようにしんなりして素直に脇に車寄せ
ブラック&ホワイトのワンボックス車内で書類に指で押印し
つまりいわゆるキップ切られたあと点数引かれ罰金払い
翌年免許更新時には悲劇のビデオを2時間鑑賞
“もう車なんかに乗るものか” そんな思いで国外へ逃亡
2年半の欧州生活で世の中には
多種多様な考え方があるものだと知れば
急に日本が心配になって帰国した直後のある朝
Wednesday Morning 日航1015使 雪の札幌へ向かう途中
上空36800フィート 地球をちょっと遠目から見てて思った
RED FLAG それがいつの日か 完全に崩壊した世界は
秩序もなきゃ モラルもない お金がすべてのルールレス
RED FLAG 今こそ沈着に 大きく揺らせ紅い旗
食い止めるんだ 押しよせ来る “自由”という名のアメリカ化
Sunday Morning 環状8号線 あの日と同じ蒼い朝
立体交差おりた緩いカーブ 同じタイミングで現れた それは
RED FLAG 揺れる赤い旗 道路に飛び出るポリスマン
忘れてたぜ! 本当は待ってたぜ! 大田区多摩川1-3
RED FLAG 今度はひるまない スピードは法定内 自信がある
それでもまた 繰り返すのか 行く手を遮る赤い旗
RED FLAG