谷山浩子 ただ風のために 歌詞
歌:谷山浩子
作詞:谷山浩子
作曲:谷山浩子
発売:2009-03-16 18:32:24
わたしが動くのは ただ風を起こすために
彼から誰かへと そしてまた べつの人へ
風がとまるたびに わたしは すりぬける
夕暮れがおりてきた 湖の小舟の中
あなたが つぶやいた はじめての謎のような
遠い国の言葉 答はさがさない
言葉や約束には 何の力もない
本当にやさしいものは ただ ひたいの汗と 吐息
あなたの背中で 地球が ざわめいてる
わたしは 山になる 森になる さかなになる
さがしていたものが 今 この手の中に
愛という名前の 小さな部屋を捨てて
今はただ 風のためにだけ
ただ 風のためにだけ
はずした時計を 湖に投げ落として
少しずつ影になる その顔を みつめてる
このまま 消えていい 大きな風の中