水前寺清子 魚のロック 歌詞
歌:水前寺清子
作詞:星野哲郎
作曲:安藤実親
発売:2019-01-09 08:47:03
お客さん お客さん
知らない仲でも ないくせに
………
そんなに冷たい まなざしで
みつめちゃ 魚が かわいそう
私の商売 魚屋で
親子五代 魚には
一方ならぬ 恩義がある
そこで魚の 肩をもつ
それが仁義と いうもので
ひとこと言わせて もらうなら
ここに並んだ この魚
生まれは アフリカ ニューギニヤ
はたまた メキシコ マレーシヤ
ガラスのように 澄みきった
海で育った 魚たち
身の潔白を 信じてと
心は切なく 叫べども
魚は言葉が 話せない
そこで弁護の一席を
悪声ながらも つとめます
お客さん お客さん
親父がお世話に なりました
………
娘の私も よろしくと
サンマが 流し目 使ってる
私の商売 魚屋で
魚の気持が よくわかる
マグロは健康優良児
サワラは心も 爽やかで
コチはコチコチ 努力家で
いさぎのよいのが イサキなら
ブリはブリブリ 怒りん坊
あわて者なら 車エビ
魚の気持が 知りたけりゃ
黙ってその目を 見ればよい
逢いタイ 見タイ 甘えタイ
ホウボウさがして みたけれど
コノシロこそは タラひとり
サヨリになれる カレイちゃん
あの娘をニシンに しておいて
シイラないとは イワシない