野口五郎 むさし野詩人 歌詞
歌:野口五郎
作詞:松本隆
作曲:佐藤寛
発売:2005-10-12 21:12:56
繁華街から静かな道へ
あなたの涙たどって行くよ
灯りの浮かぶ公衆電話
今はあなたの影も見えない
むさし野公園ひとりきり
あなたの想い出集めたよ
20才の春ははかなくて
生きてる事は哀しい詩だ
15行目から恋をして
20行目で終ったよ
映画帰りにここまで来たね
ラブ・シーンには顔を伏せてた
染まった頬のうす紅色が
池の夕陽にこわれて揺れた
むさし野公園ひとりきり
芝生を横切る長い影
20才の春は短かくて
お見合いの事悩んだあなた
あの時ぼくがなぐったら
あなたはついて来たろうか
むさし野公園ひとりきり
再びここには来ないだろう
20才の春は淋しくて
手を花びらがすり抜けてゆく
恋を失くした人はみな
寒い詩人になるという