どんな服を着ておまえを迎えにいこう こんな午後の徒然 やっぱりけだるい その日暮し叶わず さざめく季節 日がな一日俺は 途方に暮れよう 天気予報の声が告げる 夕方からの空模様 折り畳み傘が 見つからなくて 手ぶらで橋を渡る 信号を待つ重なり合う肩に それぞれの Just another day
レンガ造りの塀に沿う 道を歩く 細い坂を下りきって 車を拾おう 生真面目に 読まれた新聞が 屑かごのなかで愚痴零す 明日になれば 気にも留めない 戯れ言達の声も枯れる 信号待ちに 舌打ちしながら眺めてる Just another day
宵待人でやがて この場所は溢れるだろう 皮肉な雲が西の 空を覆っている 天気予報じゃ 「夕方から時折強い雨が降る」って 律儀な雨が夜を待たずに 乾いた道を つぶさに濡らす 信号待ちの傘の下には それぞれの Just another day いくつかの Just another day いくつもの Just another day