歌：犬神サーカス団

作詞：犬神明

作曲：犬神明

発売：2010-12-23 11:41:37

なぜ? なぜ? …なぜさ?
誰もが自分はいずれ死ぬことを知っているのに
そのことを忘れようとしているのは なぜ?
死ぬことから逃れられないのに
くだらない戯言に気をとられてしまうのは なぜ?

いずれお前は死ぬんだよ
お前ひとりが死ぬんだよ
そうさ、お前だけが死んでいくのさ!
…だからそろそろ覚悟したらどうだい?
いつ死んでもいいように 今を生きようじゃないか

あたいは犬神凶子、地獄から来た女
さあ、生きてる奴は手をあげろ!
生きてる奴は目をひらけ!
生きてる奴は声を出せ!
空!海!焔!宇宙!命!現在!SEX!ロック!

嗚呼、生きて行くことは 苦しむことばかり
今日も人生の意味 見い出せぬままに

嗚呼、目の前にある 戯言におぼれて
ひとはいずれ死ぬことを 忘れてしまう

疑問はいつまでも 置き去りのままに
ときは過ぎて行く 苦悩する日々

明日この身が滅んで 跡形もなくなって
命が燃えつきるならば
朝が来るまで 取り憑いた死神と踊れ
はかない人生に未練が 残らないように

嗚呼、生きているうちに 獲得したものは
死んでゆくときに 手放すだろう

嗚呼、権利も資格も
聖書も仏壇も
黄金も宝石も
意味を失う

この世はあやふやな 囚われに満ちる
真理は闇の中 誰にも見えず

明日世界が終わって 跡形もなくなって
すべてが灰になるならば
朝が来るまで 残された時間は あと僅か
悦楽に酔いしれながら 情熱を燃やせ

生きてる奴は手をあげろ!
生きてる奴は目をひらけ!
生きてる奴は声を出せ!
空!海!焔!宇宙!命!現在!SEX!ロック!

疑問はいつまでも 置き去りのままに
ときは過ぎて行く 苦悩する日々

明日この身が滅んで 跡形もなくなって
命が燃えつきるならば
朝が来るまで 取り憑いた死神と踊れ
はかない人生に未練が 残らないように