Lyricjp.com

来生たかお ためいき春秋 歌詞

歌:来生たかお

作詞:来生えつこ

作曲:来生たかお

発売:2009-06-09 16:56:58

毎朝男は背中を かがめてバス停へ歩く
同じ歩幅同じ背広 一度も振り向かない

バスが来るまでのいあいだに 煙草を一本だけ吸う
顔は見えず列が増えて ただ黒い点になる

ひそやかに彼に恋してる 無口なタイピストがいる
引き出しに彼の名刺を 大事にしまってある

それぞれのあけくれ それぞれのためいき

壁の向こうに あのひとがいる
すれ違うのは ほんのエレベーター

鈍い太陽の陽ざしが オフィスの窓によどんで
閉じこめられた恋心 ためいきと文字の数

男はまるで気づかない ビルの谷間の春風にも
心はまるでそよがずに 薄い肩をすぼめる

それぞれのあけくれ それぞれのためいき

日がないうち タイプの音と
コピーのように くり返す毎日

気づかないのは 気づかないのは
さびしい瞳 ときめきも忘れて
バスが来るまで バスが来るまで
男の背中 見分けられるけれど

列が増えてく 列が増えてく
そのたびごとに 黒い点になる
バスが来るまで バスが来るまで
バスが来るまで 煙草ゆらすだけ
ラララ・・・・・・ ラララ・・・・・・

同名の曲が1曲収録されています。

来生たかお人気歌詞

ためいき春秋の収録CD,楽譜,DVD