山崎まさよし 全部、君だった。 歌詞
歌:山崎まさよし
作詞:山崎将義
作曲:山崎将義
発売:2005-10-12 13:26:00
いつのまにか降り出した雨の音
急ぎ足で行く季節の終わりを告げている
ふいに窓を閉じかけた手が止まる
しばらくは君のこと思い出さずにいたのに
些細なことからの諍いは
いつも二人の明日を曇らせた
今ならあの夜を越えられるかな
君の涙に答えられるかな
胸も苦しくて張り裂けるほど
全部、君だった
互いのぬぐいきれない淋しさを
冷めた朝の光の中でうやむやにしてきた
心にもないうらはらな言葉で
わざと二人は傷付け合ったね
今なら上手に伝えられるかな
いつも微笑みに応えたかった
胸も切なくてかきむしるほど
すべて、君だった
時は静かにかけがえのないものを
遠ざかっていくほどあざやかに映し出す
どんなにやるせない気持ちでも
どんなに明日が見えなくても
温もりだけをたよりにしていた
やがて雨音は途切れはじめて
街がにわかに動きはじめる
雲はゆっくり滑りはじめて
部屋は明るさを取り戻してく
風がやさしく頬をなでてゆく
全部、君だった
全部、君だった…