GRAPEVINE Weight 歌詞
作詞:田中和将
作曲:亀井亨
発売:2015-01-28 15:10:50
胸のつかえを吐き出しても
優しさにかわらないが
街はいつの間にか
やがて来るはずの季節の準備に浮足立つ
風はたしか
通りすがりにこう云っただけ
「ここに雨を降らしてよ
全てを洗い流してしまうくらい」
何もかもを濡らして
朝になれば乾いてしまうのか
人の流れと排ガスの色
鮮やかなのは傘の方
俺は何者か
やがて狂うはずの時計は誰を支配する
歩き出せば
もう一歩だけ動いただけ
心まで誤魔化しても
何一つ放り出すつもりはない
雨が熱を奪って
立ち停まればそのまま
そのまま
「ここに雨を降らしてよ
全てを洗い流してしまうくらいの」
何もかもを冷やして
当たり前の顔をして
こんな世界を満たしている
ありふれた想いを さあ讃えてよ
「まだ間に合う」と誰もが
抱えた負債はそのまま