桑田佳祐 金目鯛の煮つけ 歌詞
歌:桑田佳祐
作詞:桑田佳祐
作曲:桑田佳祐
発売:2021-09-16 09:32:36
太陽が名残惜しそうに消えた
街の灯が眠たそうに目を覚ます
家路遥かな帰り道
黄昏色の雲は流れ
満員電車にゴトゴト揺られて
駅裏に掃き出された人ごみ
胸が切ない夜もある
俯(うつむ)かないで家へ帰ろう
夢も希望も胸に生きてたつもりが
何処かで失くしたモノばかり
悲しみを迎えに行くのは止めたよ
明日は笑顔でいるために
小さな生命(いのち)があなたに宿る
どんな世の中をこの子と生きる
甘辛く煮た金目鯛
静かに時間(とき)が通り過ぎる
麗(うるわ)しいあなたと共に生きられる
こんな俺だけどありがとう
毎日すれ違う気まぐれな風に
吹かれて飛ぶようなシャボン玉のように
さ迷い トンネル抜け出して
歩こう どこまでも
夢も希望も胸の奥で燃えている
誰にも内緒でいたいけど
悲しみを迎えに行くのは止めたよ
今宵は月さえついて来る