沢知恵 満月の夕 歌詞
歌:沢知恵
作詞:中川敬
作曲:山口 洋
発売:2008-11-03 09:07:06
風が吹く港の方から
焼け跡を包む様におどす風
悲しくて全てを笑う
乾く冬の夕
夕暮れが悲しみの街を包む
見渡すながめに言葉もなく
行くあてのない怒りだけが
胸をあつくする
声のない叫びは煙となり
風に吹かれ空へと舞い上がる
言葉にいったい何の意味がある
乾く冬の夕
ヤサホーヤ 唄がきこえる 眠らずに朝まで踊る
ヤサホーヤ 焚火を囲む 吐く息の白さが踊る
解き放て 生命で笑え 満月の夕
絶え間なくつき動かされて
誰もが時代に走らされた
すべてを失くした人はどこへ
行けばいいのだろう
それでも人はまた 汗を流し
何度も出会いと別れを繰り返し
過ぎた日々の痛みを胸に
いつかみた夢を目指すだろう