eastern youth 夏の光 歌詞
作詞:吉野寿
作曲:吉野寿
発売:2008-01-12 10:34:14
背中を丸めて奴は駅前で
週末の街の風景に溶けている
手に入らぬものなら多くある
甘い夢は逃げてゆく
興醒め顔が見送っている
花のように
着飾った男や女が過ぎてゆく
今、あまりにそれ等は遠過ぎて
麻痺した心に風だけが
生きている事実を告げている
歌うように、微笑むように
静かに凍りついてゆく夏の光
イントロが鳴りだしそうな雲行きだ
夕刻に嗚咽のような鐘の音だ
ふと、泣き顔と笑い顔は入り交じる
いつもの見慣れた街角が
知らない何処かに見えてくる
終わりの始まりのような
黄ばんだ雲が光っている
手厚い祝福のように
悪魔の囁きのように