歌:IN-HI
作詞:Shimo-z
作曲:Shimo-z
発売:2009-10-11 20:33:12
ビックリするくらいビックになるぜピクツクな。と豪語し、
アディオス沖縄した 俺は 東京に来て、右も左も、電車の乗り方も、
米の研ぎ方も、大人の女を落とす方法も、女を白けさせずサササと
ゴムをつける方法も、高円寺に快速が止まらない日があるのも、
多い日が安心でないのも、遠距離のあの子との愛を持続させるスベも、
何も分からなかった。
そんなクズが東京で唯一でかいツラしていたのが、日本のインド
高円寺『抱瓶』という沖縄居酒屋でした。
ここは気を抜かずともソース顔な沖縄の虎達が集まり、
寂しさと空しさと自分への苛立ちを酒とファンタスティックでない
無駄話と、イマ ジェスティックでない議論で紛らわせていました。
はてさて、そんなある日、酒も浸透しきった午前三時、
純情商店街にて、"ジャパンハードコア" 略してジャパコア軍団に、
からまれたのでした。
沖縄という南の島ではそれなりに武闘派でならしたシーサー軍団も、
人生をハードコアに捧げた人々の前では、ヒクソングレイシーに
情けない姿を晒した高田以下でした。この日"俺は偽物だ" と痛感。
うすうす感じていた高円寺パワーをジャパコアに人生を捧げた、
本物を通して骨の髄まで思い知らされる。
この"高円寺パワー" の秘密、それは高円寺に住む多くの人々が
自分の事で精一杯だからではないでしょうか?
自分の事に精一杯というのは、自分の中に絶対に譲れない、
大切にしているものがあるということで、その大切なものを守る為、
カタギの人間には理解できない位の無駄なエネルギーと時間と金を費やし、
何度負けても負けを認めず、アキラメの銀河に身を任すことを"よし"
としない。そんな素敵な人々のエネルギーが環7の排気ガスと混じりあい、
どでかい"高円寺パワー" となっているのではないでしょうか?
ロマンティックです。