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椎名佐千子 大利根無情 歌詞

歌:椎名佐千子

作詞:猪又良

作曲:長津義司

発売:2020-07-08 11:25:09

利根の利根の川風 よしきりの
声が冷たく 身をせめる
これが浮世か
見てはいけない 西空見れば
江戸へ江戸へひと刷毛(はけ) あかね雲

「佐原囃子が聴こえてくらあ 想い出すなア…、御玉ヶ池の千葉道場か、ふふ…。
平手造酒も、今じゃやくざの用心棒、人生裏街道の枯落葉か」

義理の義理の夜風に さらされて
月よお前も 泣きたかろ
こゝろみだれて
抜いたすすきを 奥歯で噛んだ
男 男 泪(なみだ)の 落し差し

「止めて下さるな、妙心殿。落ちぶれ果てても平手は武士じゃ。
男の散りぎわだけは知って居り申す。行かねばならぬ。
そこをどいて下され、行かねばならぬのだ」

瞼(まぶた)瞼ぬらして 大利根の
水に流した 夢いくつ
息をころして
地獄まいりの 冷酒のめば
鐘が鐘が鳴る鳴る 妙円寺

同名の曲が5曲収録されています。

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