TRIPLANE ゲンジボタル 歌詞
歌:TRIPLANE
作詞:江畑兵衛
作曲:江畑兵衛
発売:2008-07-29 15:12:06
僕の目に映るこの景色限りなくよみがえる
幼い日に追いかけた蛍の群れ
つまずいて脱げたサンダルを拾い上げるあなたの
白く細い指先が目に焼き付いたままで
何年経ったんだろう僕は今大人になって
恋に落ちそうな時も思い出してるよ
赤いランプに良く似た暖かいその温もりを
置き去りにして居なくなったあなたと
走り去って行く車のテールライトが重なって見えるから
もう僕には恋に落ちる資格もない
猛スピードで変わりゆく街並みを眺めながら
過去と照らして描写する色のないスケッチ
あなたによく似合ってた赤いスカートの色
まずはその色から塗り始めようかと思ったけれど
手を止めて良く考えてみようよ
このままじゃ僕はこの先誰も愛せない
赤いランプに良く似た暖かいその温もりを
置き去りにして居なくなったあなたと
部屋の隅で光っている携帯のLEDが重なるから
もう僕には誰も守ってやれやしない
夏休みに仲間と浜辺のキャンプ場で
輪になって花火をしながら笑い合った
可愛いあの娘の後ろをゲンジボタルが飛んだ時
またあなたと重ねていたから
赤いランプのような色を体にまとうその姿が
知らぬ間に道標となってたあなたへ
時が経ってみてわかった 今の僕を動かしているものは
そうまた何処かで会えるという微かな希望なんだ