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河島亜奈睦 てんびんばかり 歌詞

歌:河島亜奈睦

作詞:河島英五

作曲:河島英五

発売:2023-02-01 16:04:58

真実は一つなのか どこにでも転がっているのかい
一体そんなものがあるんだろうか 何も解からないで僕はいる
そしてそれがあるとすれば 何処まで行けば見えてくるんだろう
そしてそれがないものねだりなら 何を頼りに生きてゆけばいいんだろう

何も解からない 何も解からない 何も解からない
何も解からない 何も解からない 何も解からないで 僕はいる

家を出て行く息子がいる 引き止めようとする母親がいる
どちらも愛してる どちらも恨んでる どちらも泣いている

友達が殴られて 仕返しをしに行った男がいる
その殴った相手も友達だったので 困ってしまった男がいる

偉い人は僕を叱るけど その自信は何処からくるんだろう
でももしも僕が偉くなったら やっぱり僕も誰かを叱るだろう

何人もの人を殺した男がいる 掛替えのない命を奪ってしまった
次はこの男が殺される番だ 掛替えのない命を奪ってしまう

男が殺される 男が殺される 誰も何も言わない
男が殺される 男が殺される みんながそれに賛成したのです

何処かで泣いてる人がいれば かわいそうにと涙して
何処かで笑ってる奴がいれば おもしろくないぜと ねたんでる
自分が泣かなきゃならんくなると 誰かに責任をとれと言う
かたとき幸せをつかんだら 見せびらかして喜んで

男はいつでも威張っているけど どんな目で女を見つめているんだろう
女はいつでも威張らせておくけど どんな目で男を見つめているんだろう

僕が何気なく 呟いた言葉が 君をとっても悲しませてしまった
慰めようと 言葉を掛けたら 君は泣き出してしまった
長い間君はとってもつらい思いをしてきたのでしょう
やっと君をしあわせに出来ると思ったのに君はもういない

毎朝決まった時間に起きる人の喜びは何処にあるんだろう
電信柱に小便ひっかけた野良犬の悲しみは何処にあるんだろう
うちの仔犬はとても臆病で 一人では街を歩けない
首輪をつけると とても自由だ 僕を神様だと思っているんだろう

拳をあげる人々と 手を合わす人々が言い争いを続ける間に
ホラ ごらんなさい 野良犬の母さんが かわいい子犬を生みました
母親が赤ン坊を殺しても 仕方のなかった時代なんて悲しいね
母親が赤ン坊を殺したら ひとでなし と呼ばれる今は平和な時

誤魔化さないで そんな言葉では 僕は満足できないのです
てんびんばかりは重たい方に傾くに決まっているじゃないか
どちらももう一方より重たいくせに
どちらへも傾かないなんておかしいよ

誤魔化さないで そんな言葉では 僕は満足できないのです
てんびんばかりは重たい方に傾くに決まっているじゃないか
どちらももう一方より重たいくせに
どちらへも傾かないなんておかしいよ

同名の曲が2曲収録されています。

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