Lyricjp.com

月亭可朝 かつらの唄 歌詞

歌:月亭可朝

作詞:月亭可朝

作曲:月亭可朝

発売:2017-11-15 11:28:54

男のハゲ頭は精力家、ハゲ頭に悪人なしや
ハゲ頭は愛嬌あるで、
それでもかつらをようかぶる
出勤ギリギリ前に起きてきて、えゝ加減のりつけてぺったんこ頭にはって、
走るもんやから、石にけつまづいた途端に落ちたある。
あわてて拾うてつけたんはえゝけども、
砂がついたまゝひっつけたもんやから、
頭がヒリヒリヒリヒリヒリヒリしてからに、
風向きに走ったら、前がパクパクパクあいたりして、階段かけ上がって
電車に乗りしなドアに頭をハサまれて、あわてて体をうしろへひいたけど、
身体はホームに残ってるのに先頭だけ東京へ行ってまいよった。
なんちゅう電車かと調べてみたら、
「光号」やったやおまへんか。

女のハゲ頭はめったにおまへん。それでもかつらをようかぶる。
文金島田の花嫁さん乗せてタクシーが走ってた。
その運転手さんの荒いこと。スピードあげては信号の手前で、キイーッ、
急停車、再びスピードあげて信号の手前で、キイーッ、急停車、
調子に乗って走ってる時、車の前に、こどもさんがひとり横断しかけた。
あわてて運転手さんがブレーキを、キイーッ、!
幸いこどもさんのちょっと手前で車は停まって、こどもさんは無事やった。
ところが反動というものは恐ろしいもんで、急停車の際に、花嫁さんが、
体を前にのめり出した そのトタン。
頭のかつらが飛んでもた。
「イヤ、かなんわこんなんホンマにかなわんわ、
うちらホンマにどないしょ」
といゝながら、フト前見たら運転手が文金島田で
ハンドル握ってるやおまへんか。

同名の曲が1曲収録されています。

月亭可朝人気歌詞

かつらの唄の収録CD,楽譜,DVD