下地勇 我達が生まり島 (ばんたがんまりずま) 歌詞
歌:下地勇
作詞:下地 勇
作曲:下地 勇
発売:2009-06-08 10:14:04
南からぬ風ぬ
サヤサヤち涼きなり
ブーギスぬ葉ゆ撫でぃ
お爺達が馬車や
毎日すとぅむてぃ
東ざぁ道小から畑んかい
お婆達や茶ゆ沸かし
神かいすきぃ
「助き上手ばしふぃー
さまち タンディトー
トゥガナス」ちぃ
一番座ぬ蚊帳ぬ中んな
童孫ぬきゃぬ
寝ふぎゃずばしぃ
鼻ば吹きぃ寝っうぃうー
東にゃーぬ大祖父や
戸口ぬ
横小ん座ゅーてぃ
ツカニ綱ゆ縫いうらまず
西にゃーぬ大祖母や
三番座小ん座ゅーてぃ
「一つ二つ」ち
ブーゆ紡みーうらまず
前ばらぬ猫小や
しばらぬ犬小ん
追すかされー
綱引きす四又がみ
逃ぎぃ回り
久・松原ぬ区長や
公民館ぬスピーカーから
やぐいばし国民年金
納みふぃーる
ういがどぅ我達が生まり島
愛す生まり島
野崎ぬ風や あ?あ
今まい変らだな
涼きなり吹きうーなぁ
パナリ島ぬ西んかいばし
また太陽ぬ沈みぃぴす
野崎ぬ狭道小ゆ
一人し歩きうーちか
お婆達が庭中ん
うがなーり座うてぃ
歩きー来す我ぬー
見ぃつきうーてぃ
かりゃー何処ぬ家ぬ子が
誰がなす子が
長男なぁ次男なぁち
仕事まいしーだな
回りうらでぃや
ちかがめ大事なむぬ
職パギばしーどぅ
回りぅーつぁ
アバイガアバイ
知さーん振ばし
歩きうーすが
大概聞かれーどぅお婆達
下んかいふつばし
歩かだかならん
我達が野崎ぬ狭道小
西にゃーぬお爺が
弾きぃうたー
三味線ぬ音小ぬ
忘れぇん
我達がお爺が
ぴしゅうたー
ピーぬ臭さぬ忘れぇん
ピスダぬ御嶽ぬ
前んき飲んたー
甘ま玄米ぬ味ぬ忘れぇん
我達がお婆がうぬすく
煮ふぃーたー
大根汁ぬ美味さぬ
今がみまい忘れぇん
ういがどぅ我達が生まり島
愛す生まり島
綱引きす四又ぬ
雀小ぬきゃや あ?あ
今日まい変らだな
うまかま飛びぃ
回りぅーべやー
すとぅむてぃんな
雀小ぬ鳴きす声し
起きみぃぶすむぬ
北ぬ畑ぬ東側ぬ間小
芋ゆかじぅー
お婆達がどぅ居たぁ
クバ傘ゆかっうぃー
汗やタち掻きー
馬んかい
鍬ゆ牽きしみす
お爺達がどぅ居たぁ
ズガキスぬ浜から
小サバニ小ん乗ぅりぃ
魚ゆ捕すがち出でぃー
ぴすお父達がどぅ居たぁ
大しゃー盥ゆ頭ぬ
上ん乗ぅしぃ
平良んきぃ
魚ゆ売がちぴす
母ちゃんた達が
どぅ居たぁ
働き 働き
休ぅ暇やーつ無ぁだな
うぬすく働き
子供達ゆぷどぅわしみ
明日まいまた
働きすがーち
一人 また一人ちぃ
子供達家ゆ出でぃぴりぃ
暗々ぬ二番座小んな
淋すきなり夕飯ゆ食いうー
父母ぬどぅ居ー
まーんちうぃどぅ
我達が生まり島
いつがみまい忘れぇん
愛す宮古 あ?あ
老人若者
心やーつんなりうーてぃ
肝小ん染みうかでぃ
我達が生まり島
いつがみまい
忘だなうらでぃ
我達が生まり島