人間椅子 太陽の没落 歌詞
歌:人間椅子
作詞:和嶋慎治
作曲:和嶋慎治
発売:2009-11-13 09:23:09
太陽は今 己れの炎に喘ぐ
巨大な器 余るほど熟れた果実
貧しき者へ 悲しむ者へ
洞窟潜む者へと
階(きざはし)を 下らん
空の太陽が 落ちるように
彼もひとり 落ちてくるだろう
太陽を背に 雲海見下ろす男
焼けつく叡智 肌焦がす恵み浴びて
賢しらたちへ 憐れむ人へ
幕屋で眠る驢馬(ろば)へと
松明を かざさん
空の太陽が 落ちるように
彼もひとり 落ちてゆくだろう
千尋(せんじん)の谷
急峻な崖
牙むく獣
のたうつ大地
嘲りの声
蔑む眼(まなこ)
罵る唾(つばき)
頬打つ礫(つぶて)
※太陽の没落
栄光の没落
太陽の没落
天上の没落※
(※くり返し)
太陽の目は 道化師にも似て暗い
善と悪との 彼岸を見てきたゆえに
痴れ者なのか 物乞いなのか
咎人(とがにん)こそは
我が輩(ともがら)と 笑わん
空の太陽が 沈むように
彼もひとり 下りてゆくだろう
△車輪の輪は
止まりはしない
紅蓮の火は
消されはしない△
(△くり返し)
没落する
没落する
没落する
没落する