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クミコ 雨振る街 -Nantes 歌詞

歌:クミコ

作詞:日本語詞.覚和歌子

作曲:Barbara

発売:2009-06-28 07:59:56

思い出は 愛せない なのになぜ いとしくて

めぐりあったのは 夏の終わる頃 無口と笑顔と 吐息がすてきだった
ふたりともとても さみしかったから 抱き合うみたいに 暮らしはじめたの
死んでるような この街だけど どこにいたって 同じことだと

とても愛されて 子供が生まれて ひどくしあわせで それはこわいほどに
でもいつからだろう あなたのひとみが あたしより遠くを 見るようになった
いつもどおりに ドアを出たきり あなたは二度と 帰らなかった

生きていかなくちゃ ならなかったから 仕事を見つけて 男を探したわ
次々に変わる パパになつかない 娘は私を 冷ややかにながめる
最初の恋を まちがえたから 死ぬまできっと まちがいだらけ

ただ一日ずつ 塗りつぶす日々に あたしは両手を つい見つめてしまう
似たもの同士さと 誰かがつぶやく 猫背の加減が あの人に似てる
やさしいだけでも いないよりはまし 終わる人生を 待ってるだけなら

静かな男と 静かに暮らして いくつの季節が そっと過ぎていった
その日は朝から ふり止まらぬ雨を お茶を飲みながら ぼんやり眺めてた
ためらいがちに ドア叩く音 雨よりもっと ただ切ない音
あなただった

ひびわれた くちびるに お帰りの 口づけを

同名の曲が1曲収録されています。

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