SKA'SH ONIONS 左弦の月 歌詞
作詞:JUN
作曲:SKA'SH ONIONS
発売:2008-12-11 09:49:24
夜空に沈む偽りに、笑みを浮かべ影を落とす。
寒風に吹かれて歩く。
疲れた月は刺すように冷たくて。
傷ついた救いの糸。
ただそれだけが頼りだったのさ。
果てなき空想は現実へ。
ひとつ、またひとつと姿を変え。
見果てる世界などないから、妄想の果てに揺らぐ。
無責任な単独飛行の行方に、目が暗む。
それを唱える俺もまた、舌を抜かれ彷徨い...
狭すぎる街に降り続く偽りに、身をひそめる。
朝焼けに浮かぶ左弦の月。
風を受け、沈む影をあおる。
寂れた俺も尽きた左弦に、雲を見据え殻を破る。
光に。
霞む空に静かさ消え、蜘蛛の巣を抜けた紋白蝶は、
罪なき空想を現実へ導こうと、空に羽根を広げ。
羽撃く蝶の羽根に今、陰る影があったとしても、
野心絶頂の羽根に宿る闇は、光を呼ぶ。
妖しく描く妄想はいつしか、光に導かれる。
讃えよ。
闇をあおる朝焼けに浮かぶ左弦の月を。
見果てる世界などないから、妄想は姿を変える。
無責任な俺を刺す月の光に、目が暗む。