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浅葱 アサギマダラ 歌詞

歌:浅葱

作詞:浅葱

作曲:浅葱

発売:2023-01-31 04:56:33

木染月(こぞめつき)の頃 母も知らぬ身となりけり 生まれ立(だ)ち
鬼女蘭(きじょらん)食らひて小さき童(わらは)は夢路を辿る

冬ながら春を思ひ遣る 御祖(みおや)舞ひし碧落(へきらく)心に任せて

旅立つ 群(むら)めかす胡蝶 帰らぬ道 忘らゆましじ
雲の彼方(あなた)を見渡せば花も風もいとあはれなり 然(しか)るに夢見騒がし

蜘蛛の網(い)の如き罠に掛かりけり 纏(まつ)はる物狂ひ
馨しき紫蘭(しらに)毒染みたる衣(きぬ)脱ぎ掛く ゆらり

杭(くひぜ)より垂(しだ)る ふたふたと 下愚(かぐ)は我の命を奪ひて楽しぶ

朽ち果つ 願ひ満て給へ 土に帰らむ事も叶ふまじ
僅かなる命あらば我が心は諸共に飛び交うひなむ うれを滅ぼして

生きながら捕らはれて千切れたる躯
あな 露の世を過ぐすとも死してなほ我生き巡りて

浅葱の風吹く晩夏
斑の空に霞みたるは閃く羽

同名の曲が2曲収録されています。

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