歌:JAGATARA
作詞:AKEMI EDO
作曲:AKEMI EDO
発売:2009-04-14 22:01:16
ところで俺が映画を見終わって外に出てみりゃ
あたりはとっぷり暮れてた
シビアな映画はもうゴメンさ 心の奥まで身にしみる
俺は楽しくやりたいのさ
若いうちはそう長くない やりくりなんて 忘れちまいな
煙草に火をつけ コートを脱ぎ捨て 気分を変えて歩いてみるのさ
こんなブルーな夜は アイツの事 思い出すのさ
そうジョニー おかまのジョニー あいつはもともと大の女好き
毎晩女の胸まさぐってた
それがどこでどう違ったのか あっちの世界じゃ
ジョニーお前は 押しも押されぬホモの英雄
毎日お前は宣伝カーに 乗り込んでイェイェ!あじりだす
人々に愛を ゲイに市民権を 夜は夜とてTVじゃ時の人
頭の軽いタレントにある事ない事しゃべってる
おお偉大なるスーバースターよ お前は向うところ敵なしだ
おお偉大なるスーパースターよ お前は向うところ敵なしだ
どんなに生きようと どんなスタイルでやろうと
それは何でも望み次第さ
手紙を出そうジョニーの処へ 電話をしようジョニーの処へ
あいつはきっと解ってくれる つのる想いを伝えてごらん
俺の気持ちは伝わらない(××××)
ある日ジョニーは電車を乗り継ぎ 横丁を足早にくぐり抜け
ついに俺達の街へ来た スカーフを上手にめかし込んで
これからデモに行くところ どこでもあいつはサイン攻め
足の踏み場もないくらいに 人だかりは増えるばかり
お巡りさえも握手を求め 声を張り上け近づいてくる
お前のかけ声と裏腹に想いはむなしく飛んでゆく
駅前通りのデバートじゃ ストリートミュージシャンがたむろする
耳をそばだてりゃ聴こえる(どこからともなく)
俺達ゃいかしたロックンローラー
ギター鳴らしゃ街中がOh Yeah! ホモのお巡りも踊りだす
だけどお聞きよ 誰かさん アイツらはハンパじゃないぜ
本当の正体 見抜いた日には 腰のピストルだてじゃないのさ
お前のかけ声と裏腹に想いはむなしく飛んでゆく
おお偉大なるスーバースターよ お前の運命は風前のともしび
おお偉大なるスーパースターよ お前の運命は風前のともしび
どんなにあがこうと どんなスタイルでやろうと
それはどうにも仕方がないのさ
涙を流そうジョニーのために お祈りしようジョニーのために
あいつは決っして解りはしない もう少しでくたばるところ
オーはるか向こうから オー天と地の間に
オーお前の名を呼ぶ オー声が聴こえる
衣を脱ぎ捨て 自由にはばたけ
行く手をさえぎる ものなどないのさ
解き放たれる事に焦がれた多くの魂よ
息をひそめて じっと翼を休めていた
祝福された祭典のその真っ只中で
誰もが見るだけの 暮らしに別れを告げた
むせる熱狂の中で 取り残された魂よ
一体これからどこで何をしようというのか
笑い飛ばせ! 今すぐに! そんな事は! へいちゃらさ
笑い飛ばせ! 今すぐに! そんな事は! へいちゃらさ・・・・・・・・・
ジョニーよお前は昔のもとの姿にもどるべきだ
長い眠りからさめて いつしか産まれる前に
見た様な景色に 再びめぐり会う
そこでは男も女も子供も関係なく
夕日のあたる川辺に沿って 大きく背伸びする
手にはつみたての 花たばを携え
聴こえて来るのはあの唄 遠い日覚えたあの唄
聴こえて来るのはあの唄 お前は口づさみ歩く
その時 悩みはそよ風に溶けて
あとかたもなく どこかへ消えていく
聴こえて来るのはあの唄 遠い日覚えたあの唄
聴こえて来るのはあの唄 お前は□づさみ歩く
その時 悩みはそよ風に溶けて
あとかたもなく どこかへ消えていく
ラララー ラララララララー