市丸 明治一代女 歌詞
歌:市丸
作詞:藤田 まさと
作曲:大村 能章
発売:2009-06-01 22:07:01
浮いた浮いたと 浜町河岸に
浮かれ柳の はずかしや
人目しのんで 小舟を出せば
すねた夜風が 邪魔をする
二上り新内 悪どめせずともそこ離せ 帰るこ
の身は ま、どんなに どんなに辛かろう
怨みますまい この世の事は
仕掛け花火に似た命
もえて散る間に 舞台が変わる
まして女は なおさらに
意地も人情も 浮世にゃ勝てぬ
みんなはかない水の泡沫
泣いちゃならぬと 言いつつ泣いて
月にくずれる 影法師