歌:ニポポ
作詞:NIPOPO
作曲:NIPOPO
発売:2023-01-30 13:15:46
「ヤペーよヤベーよ。末恐ろしいよ。押入れから学生時代に作ってた曲が出てきちゃったよ。
ボーナストラックとして入れておきますんで、良かったら聞いてください。興昧なかったら止めてください。
それではどうぞ。」
「そうなんですよお父さん。あの高熱の日から。見えるんですよ。
ハハハでも安心してください。目を伏せることも出来ますから。
思い出しますねぇ~あの日のこと。やだなぁ~お父さん。あの日ですよあの日。
ほら、お父さんが始めて僕をみんなに紹介してくれたあの日ですよ。
僕は少し照れくさくて、でも頑張って前を向こうと努力したんです。
だけどみんなは気味悪がって下を向いたきり僕と目を合わせようとは
しないんですよね。お父さん。
それでも僕はお父さんの顔に泥を塗るような事だけはするまいと思いましてね
まるで言うことを聞かない顔の肉に鞭打って、笑顔を作ってみたんですよ。
すると一番手前でヒキツケを起こしている少女の足元で何か割れるような
音がしたんですよね。近くによってみました。」
するとやっぱりあの娘の
メガネが割れてるメガネが割れてるメガネが割れてるやっぱりあの娘の
メガネが割れてるメガネが割れてるメガネが割れてるやっぱりあの娘の
メガネが割れてるメガネが割れてるメガネが割れてるやっぱりあの娘の
メガネが割れてるメガネが割れてるメガネが割れてるやっぱりあの娘の
「あの日もそうでしたね。そう、あの高熱の日。
「我魘され君死にたまふことあれ」
お父さん僕があの日魘されていたのは決して熱のせいなんかじゃない。
お父さんあなたがその細い針金で僕の首を絞めたからだ。
でもいいんですそんな事。水に流しましょう。
だってお父さん。お父さんはあの日初めて僕にテレビジョンのダイアルを触らせてくれたじゃないですか。」