歌:□□□
作詞:三浦康嗣・村田シゲ・いとうせいこう
作曲:三浦康嗣
発売:2009-12-03 11:14:54
眠り 深い 浅い 眠り 深い 浅い 眠り 深い 浅い 眠り 深い 浅い
1659号室はホテルの高層階で
大きなガラスの向こうは暴風雨で白く煙ってて
目を凝らして見下す椰子がへし折れそうに曲がってて
傘もささず歩いてる犬が姉で、姉なんか僕になくて
どぷんという音とともにその誰かと僕が水に沈んでって
目の前はまったくクリアで動かない駅の看板で
絵が描いてあって笑うんだけど絵の意味はよくわかってなくて
と思うと急にわかった気がしたんだけど結局わからずじまいで
踏み切りを渡ってる犬が姉で兄も姉も僕になくて
何も真似も特になくて 谷も屋根も奥に立って
カニの羽根も毒になって ダニも種もろくになくて
輪 になったワニ ぱに らーに 三度 たかがさって まに
1824号室はホテルの高層階で
絵が描いてあって笑うんだけど絵の意味はよくわかってて
と思うと急にわからない気がしたんだけど結局わかってて
限りある未知の世界へようこそ
君は来たのか?なにしてるんだ?
誰もが問う問われる答えの無い問い
フーアーユー
シンセベースは俺の寝息
ただただ深く目を閉じ
そこは皺の無い世界
笑う事も怒る事も
しない
見ない
埋まりたい
なぜ (我々は)
そこで何も考えず (考えられず)
与えられたものを選ばず (選べず)
信じる事さえも信じず (信じられず)
ただただ黒い水を飲む
ビフォアクレイスト
アンノードミニー
ワールドイズユアーズ
ワールドイズユアーズ
わかるか
眠り 旅 または整理
の為に 今は散らかし
混沌から新しい秩序
異常 史上 最も 私情 市場 原理に追いつめられた
日々を洗い出す
とにかく 少なく とも現実 でないことくらいはわかる
でも今はこれがリアル と同時に忘れる ことも知ってる
最上階から最深部まで
瞬間から永遠 延々 クラゲ のように揺られ 漂う
酔う というよりむしろ醒めてる 醒めすぎてる
サメ食べすぎてる vittel のラベル のような
赤い血 ボレロ 血縁途切れる
のに続く
… ten thousand の点 描でできた添付 ファイル
あけたら テン じゃなくて サウザンド アイランド
ドレッシング It's nothing と思いきや 滑り込みセーフ
スケールをスケープ すげー食う bloom bloom で
イーノが bloomingdale 麻雀ついてる
ブルーノート浮いてる サッカー場でライブ の
代わりにセーター編んでる アンデルセン アルゼンチン戦
いい出汁でてる 隠し味はもちろんサメ
季節のさきがけ 国会答弁でも話題に上って
議員は全員レイプ狂い 古い部類 哺乳類 が
柑橘類に 乗っ取られって 本当だね だって
新聞に書いてあった まるで ラブストーリーか
ってつっこんじゃったもん 俺
どれどれ あーれー お代官サマー お疲れサマー
ギンギンギラギラの夏なんです
ギンギラギンにさりげなく してください
全て繋がってる 煙草に火をつける 亡骸に火を 鎮魂
こんこん あと2時間で世界が雪に埋まる