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hibiku 冷たい月の下でなければ響かない 歌詞

歌:hibiku

作詞:石川智晶

作曲:河野陽吾

発売:2023-02-24 05:28:53

雨風さらされ 朽ちかけてるベンチに座ったまま
乗り過ごすだけで 熱をもった車輪を見ていた
この両手から今にも放り出される心情は
池の中に小さな音だけ残した後
どこまでも沈む小石のようだ

冷たい月に吠える犬には
無謀だと教えていても
薮の真ん中を好んで歩く
足跡がついてない方へ
寒空にかすれた声響いた

横顔照らせず 消えかけてる蛍光灯のように
蒸気した線路にどっちつかずの明日がこぼれた
羽根を汚して低空飛行で探す真実は
デタラメな優しさに見分けがつかないまま
飛ぶ力だけを失っていく

冷たい月の下でなければ響かない声があるから
枯れた落ち葉を拾う右手はこの先に光を掴むと
約束をこの夜空に叫んだ

静寂が今 メタリックな車輪の隙間から体に染み込んでく
誰にも微笑えないと錆びついてしまう訳などないよ

冷たい月の下でなければ響かない声があるから
枯れた落ち葉を拾う右手は
この先に光を掴むと
約束をこの夜空に叫んだ


同名の曲が1曲収録されています。

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